2020年2月の記事一覧

2月4日(火)の給食

ご飯 牛乳 だしまきたまご ほうれんそうの磯香和え きりたんぽ汁

 今日は秋田県の郷土料理のきりたんぽについて説明します。きりたんぽは何からできでいますか? そうですお米です。炊きたてのごはんを、ねばりがでるまですりこ木でついて、ごはんの粒が残る程度につぶし、わりばしにからめて、焼いたものです。給食のきりたんぽ汁は鶏肉、油揚、人参、ごぼう、まいたけ、水菜、ねぎなどたくさんの具にきりたんぽを入れたものです。野菜がたくさん食べられて体が温まる汁物です。雪が多い秋田県の事を考えながら美味しくいただきました。

 

2月3日(月)の給食

もぶりめし 牛乳 鰯の甘露煮 プチトマト 大根のみそ汁 ふくまめ

 今日は節分です。最近スーパーでは恵方巻が多く売られていますが、節分には邪気を払う目的でいろんな習わしがあります。柊の枝や鰯の頭を門に下げるようになったのは平安時代以降からと言われています。柊はとげがあり、鰯はとてもにおいがきついので、魔除けの効果があると信じられていました。煎った大豆は福豆といわれ、蒔いた福豆を自分の年の数だけ食べれば、病気にならず災いを避けると言い伝えられています。節分は季節の変わり目、災いを追い払う日です。春はもうすぐですね。

 

1月31日(金)の給食

黒パン 牛乳 赤魚のアクアパッツァやき 大根と水菜のサラダ ポトフ

 今日は「赤魚のアクアパッツァやき」について説明します。アクアパッツァとはイタリアのナポリ地方の料理です。「アクア」は「水」のことで、「パッツァ」は「暴れる」という意味があります。油に水を入れて料理をするときに、水がはねる様子を表しているそうです。魚介類をトマト、白ワイン、バジルなどで煮込みます。魚は白身魚が多く使われています。今日は赤魚でつくりました。イタリア料理のお店でも見かけることがあるかもしれませんね。今日もおいしくいただきました。

 

1月30日(木)の給食

ビーフカレーライス 牛乳 フルーツ杏仁

 今日は子どもたちが大好きな「カレーライス」です。お肉は牛肉にしました。 学校のカレーは市販のルウを使わず、小麦粉、カレー粉、バターなどを炒めてルウを作っています。カレーライスは各家庭によって味や辛さがさまざまです。学校のカレーの献立は辛いカレーと甘いフルーツの組み合わせでとても食べやすい献立になっています。今日もクラスの友だちと楽しく会話をしながらいただきました。

1月29日(水)の給食

かて飯 牛乳 ししゃもの竜田揚げ じゃがいものみそ汁 いちご

 今日は「かて飯」について説明をします。かて飯は秩父の郷土料理です。米が貴重だった頃、量増しするために野菜の煮物をご飯に混ぜたのが始まりです。「かて」とは、秩父地方で「混ぜる」という意味があります。今日のかて飯には麦や干しずいき、蒟蒻やゴボウを混ぜているので食物繊維がたっぷりでお腹の調子を整えてくれます。ところで干しずいきはどんなものでしょうか? 実は里芋の茎を干したものです。秩父の郷土料理を味わいながらいただきました。