2019年12月の記事一覧

12月20日(金)の給食

パエリア 牛乳 タンドリーチキン ミネストローネ デザート

今日はパエリアについて説明します。パエリアは米、えび、いか。ムール貝の魚介類や肉、野菜などを使った炊き込みご飯です。もともとスペインのバレンシア地方の郷土料理でしたが、スペイン全土に広まり、魚介類の代わりにかたつむりやウサギの肉も使われるなど、今ではさまざまなパエリアがつくられています。スペイン料理はパセリの緑、赤ピーマンの赤など使います。今日は緑はさやいんげん、赤はパプリカ、魚介類はシーフードミックスを使いました。
スープのミネストローネはイタリア人が好むスープの一つでパエリアにぴったりです。2学期最後の給食を楽しくおいしくいただきました。

12月19日(木)の給食

コーンみそラーメン 牛乳 ポテトのチーズ焼き みかん

今日はコーンみそラーメンのみそについて説明します。江戸時代には「医者に金を払うよりみそ屋に払え」ということわざがありました。それくらい私たちの健康を守ってくれる効果があるということです。同じ意味のことわざに「みそ汁は不老長寿の薬」というのもあります。
みそにはさまざまな健康によい成分が含まれていることがわかっていて、みその研究がすすんでいます。がん予防、生活習慣病の予防、老化の予防などもあります。人気のみそラーメンを美味しくいただきました。

12月18日(水)の給食

ごはん 牛乳 鮭の幽庵やき かぼちゃの甘煮 みぞれ汁

今日はみぞれ汁について説明します。おろした大根やかぶを汁物に加えたもので、材料の白さと様子を冬場のみぞれに見立てています。おろした大根やかぶは沈まないように片栗粉で薄くとろみをつけました。素敵な名前ですが、大根に含まれるジアスターゼという成分には消化作用を助ける働きがあります。胃液の分泌促進や整腸作用の効果もあります。食べやすい大根料理です。今日もおいしくいただきました。

 

12月17日(火)の給食

はちみつパン 牛乳 オムレツのデミグラソースかけ ボイルブロッコリー ポトフ

今日はオムレツのデミグラソースかけのオムレツについて説明します。オムレツはときほぐした卵を焼いた料理です。古いフランス語の「アムレツ(うすい板)」から来たものです。またこんな説もあります。昔スペインの王様が急にお腹がすいてしまい近くの農家に飛び込んで食べ物を作ってくれと頼みました。するとすぐに卵を焼いてくれました。王様は「ケムレスト「なんとすばやい男だ)ということで、王様の言葉が「オムレスト」となりオムレツになったということです。今日はオムレツにドミグラソースをかけ、ブロッコリー添え美味しそうにできあがりました。

12月16日(月)の給食

小松菜豚みそ丼 牛乳 厚揚げときのこのすまし汁 ハニーピーナッツ

今日は小松菜豚みそ丼の小松菜について説明します。小松菜は江戸時代以降に東京の小松川地区にで栽培されその地名から小松菜の名前がついたと言われています。寒さに強い緑黄色野菜の一つで、体内には入るとビタミンAにかわるβカロテンをたくさん含む他、ミネラル類が豊富、特にカルシウムが多く含まれています。風邪の予防や骨粗しょう症の予防にも役立ちます。たっぷり食べたい野菜です。

12月13日(金)の給食

しめじごはん 牛乳 たらの野菜あんかけ 沢煮椀(さわにわん) りんご

今日はビタミンの日です。明治43年の12月13日に鈴木梅太郎という農芸化学者がビタミンB1発見の論文を発表しました。ビタミンB1は炭水化物の代謝には欠かせない疲労回復ビタミンです。ビタミンB1は沢煮碗に入っている豚肉、里芋、豆腐に多く含まれます。今日も美味しくいただきました。

12月12日(木)の給食

カレーライス 牛乳 フルーツヨーグルト

今日は子どもたちが大好きなカレーです。そこでカレーの説明をします。インド生まれのカレーはタイなどのインドの周りの国に伝わり、19世紀にインドに進出した英国に伝わりました。インドカレーはとろみが少ないものです。日本に入ってきたカレーは、ごはんに合うようにとろみが強くなり、日本人好みの洋食カレーライスに変化していきました。カレー粉とカレールウは第二次世界大戦後に開発された日本独自のものです。その他、カレーパン、カレーうどんが日本で誕生したカレー料理です。今日も残さずいただきました。

12月11日(水)の給食

バターロール 牛乳 スパゲティナポリタン イカナゲット フラワーサラダ

今日はスパゲティナポリタンのスパゲティについて説明します。スパゲティはイタリアでつくられましたが、その誕生にはいろいろな説があります。なかには中国から伝わったという説もあります。スパゲティやマカロニをパスタと言います。形の異なるパスタの種類は600種あると言われています。日本には穴の開いたストローのようなものが最初に入ってきました。スパゲティナポリタンは日本独自のパスタ料理です。美味しくいただきました。

12月10日(火)の給食

ごはん 牛乳 カレイのレモンふうみ 大豆の磯煮 白菜のみそ汁

今日は白菜のみそ汁の白菜について説明します。野菜には人の健康を守るうえで大切なビタミン類がたくさんふくまれています。足りなくなると病気にかかりやすくなります。そのためいつでも野菜があって食べることが望ましことですが、北国では冬になると雪が降るし、寒くて外で野菜を作ることができなくなってしまいます。白菜が登場するまでは、人参、大根、芋類などが貯蔵しやすい野菜として育てられ食べられていました。これらは緑は少ないですね。緑の葉をもつ白菜の登場はとても喜ばれました。普通葉っぱは一枚一枚ばらばらなので、すぐ萎れてしまったり、凍ったりしますが白菜は葉がぎっしりしまっているので保存しやすくなっています。

12月9日(月)の給食

ツイストパン 牛乳 手作りハンバーグ ボイルキャベツ クラムチャウダー

今日は手作りハンバーグについて説明します。ハンバーグのもとになったのはドイツのハンブルク地方で労働者に人気のあったタルタルステーキという生肉料理で、韓国にユッケとして伝わっています。日本で一般的家庭料理になったのは1950年位からで、今では人気料理になっています。つけあわせにキャベツがついていますが、キャベツはビタミンCが豊富なことで知られ、大きめの葉っぱ2枚分で一日の必要量になります。がんのもとになるものや老化物質を抑えます。その他ビタミンUがあげられます。胃潰瘍や十二指腸潰瘍予防に役立ちます。市販の胃腸薬の成分にも使用されています。食べやすい組み合わせになっているので、美味しくいただくことができました。

12月6日(金)の給食

焼きとりどん 牛乳 石狩汁

今日はやきとり丼の丼について説明します。江戸時代の食べ物は最初そばやうどんを皿に盛っていましたが、少しずつ丼が使われるようになりました。町の中には「けんどん屋」という店があり、めし、そば、うどんなど一杯出すだけでおかわりはありません。「けんどん屋」が一杯だけ出した鉢を「けんどんぶりの鉢」といったのが「丼鉢」になり「丼」になりました。今日の焼きとり丼は子どもたちが好きなやきとりをご飯の上にのせました。

12月4日(水)の給食

中華おこわ 牛乳 ネギみそパオズ わかめスープ みかん

今日は果物について説明します。今日の給食に出ているみかんは、一人一年間で4kg食べています。リンゴは、3.5kg、バナナは6.6kg食べています。また、イタリア人は、日本人の約3倍も果物を食べていて、一日一人当たり426g食べています。(バナナなら4本程度)ちなみに日本人は、144gだそうです。今日も栄養のバランスのとれた食事をおいしくいただきました。

12月3日(火)の給食

ごはん 牛乳 きびなごごまフライ 水菜と白菜のおひたし おでん

今日はおでんについて説明します。おでんは「煮込み田楽」を略したものです。もとは焼き豆腐にみそをつけたものです。それがいつの間にか今のおでんに変わったのです。おでんには魚の身に調味料を加えてすりつぶし、加熱した練り物の竹輪やつみれが入っています。その他、昆布、こんにゃく、じゃがいも、生揚げ、人参、うずら卵などたくさん入っています。からだがあたたまる料理で冬には欠かせないものです。今日も美味しくいただきました。

12月2日(月)の給食

たまごパン 牛乳 ラザニア いんげんとコーンのソテー オニオンスープ

今日は卵パンのパンについて説明します。パンは米と同じように日本人の食生活には欠かせないものです。パンという言葉はポルトガル語の「パウン」からきています。パンはドイツ語で「ブロート」イタリア語で「パーネ」といいます。英語では「ブレット」といいます。この言葉には「発酵する」という意味が含まれています。戦国時代種子島にポルトガル人が流れついて、日本に鉄砲を伝えたはよく知られていますが、この時西洋のパンも一緒に入ってきました。今日は、ラザニアと一緒に美味しくいただきました。