2019年5月の記事一覧

5月30日(木)の給食

ごはん 牛乳 さばの辛味焼き 切り昆布の煮物 じゃがいものみそ汁

今日は、みそ汁に入っている玉ねぎについて説明します。玉ねぎは1年中食べられる野菜ですが、収穫されるのは、6月から夏の初めごろまでです。種類や産地によっても違いますが、早い時期に収穫されるものは、やわらかく、生でもおいしく食べられます。給食には、ほぼ毎日登場する、なくてはならない野菜です。今日はみそ汁に入っています。玉ねぎの甘みがするおいしいみそ汁ができました。  

5月29日(水)の給食

大山おこわ 牛乳 五目厚焼き玉子 沢煮椀

今日は「大山おこわ」についてお話します。「大山」というのは鳥取県の山の名前です。その地域で昔から食べられている郷土料理なので、大山おこわと呼ばれています。昔の兵士たちの勝利を祈願して作られたのが始まりだそうです。おこわの具に決まりはありませんが、山で採れる鶏肉や山菜がよく使われます。今日は、もち米に、鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけ、山菜を混ぜて、醤油と砂糖で味付けをして炊き込んであります。 今日もおいしくいただきました。

5月28日(火)の給食

ごまあじうどん 牛乳 さつまいもと大豆の甘辛揚げ

今日は「ごまあじうどん」です。ごまがつけ汁に入ったことで、風味もよくごまの栄養もたくさんとれます。ごまは古くから世界各国で栽培されてきました。たんぱく質、ビタミン、カルシウム、鉄などが豊富な健康食品です。原産地はアフリカです。日本には奈良時代に中国から伝わり、重要な農産物になりました。ごまは汁に入れると香りが出て、おいしさも栄養もグッとアップします。今日もおいしくいただきました。

5月27日(月)の給食

カレーライス 牛乳 フルーツナタデココ

今日はフルーツナタデココの「ナタデココ」について説明します。ナタデココは何から出来ているか知っていますか?実はココナッツの汁を発酵させたものです。フィリピンでは昔から食べられている伝統食です。独特の食感が癖になりますね。ナタデココに含まれる食物繊維には、お腹の調子を整える他に、血液中のコレステロールを減らす働きや、大腸がんの予防をする効果があると言われます。美味しいデザートで病気などの予防ができる嬉しい食品ですね。

5月24日(金)の給食

はちみつパン 牛乳 チキンのこんがり焼き ボイルブロッコリー ミネストローネ

今日はボイルブロッコリーのブロッコリーについて説明します。日本には明治の初めごろ伝えられました。花のような形をしているので、「緑花やさい」と呼ばれていました。ブロッコリーはつぼみとその茎を食べる野菜です。野菜の中でもビタミンCと鉄が特にたくさん入っています。鉄は、ビタミンCと一緒に食べることで、よりたくさん吸収することができます。そのためブロッコリーを食べると効率よく鉄を体に取り入れることができ、貧血予防に効果があります。

 

5月23日(木)の給食

ごはん 牛乳 マーボー春雨 えびしゅうまい わかめスープ

今日はマーボー春雨の「春雨」について説明します。春雨は中国で生まれた食べ物です。中国では「粉の糸」という漢字を使って、「フェンスー」と呼んでいます。「春雨」というのは日本で名づけられた名前です。半透明の糸のような形が、春に降る雨のように見えるから、この名前がついたと言われています。とても日本らしいきれいな名前ですね。じゃがいもや緑豆などから「でんぷん」を取り出して細長く加工して作ります。今日は久しぶりのマーボー春雨です。みんなで おいしくいただきました。

 

5月22日(水)の給食

キャロットピラフのホワイトソースかけ 牛乳 ごぼうサラダ

今日はキャロットピラフの人参について説明します。人参はきれいなオレンジ色で、料理を鮮やかにしてくれますね。このオレンジ色はカロテンという栄養素の色です。人参は英語でキャロットと言いますね。このキャロットという名前の由来がカロテンと言われています。今日のピラフもきれいな色に仕上がりました。ホワイトソースをかけて、美味しくいただきました。

5月21日(火)の給食

コーンみそラーメン 牛乳 春巻 スナップえんどう

今日は「スナップえんどう」について説明します。スナップエンドウはグリンピースの仲間ですが、グリンピースと違いさやごと食べることができます。1970年代にアメリカからやってきました。スナップというのは、英語で「ポキッと折れる」や「パチッと音を立てる」という意味です。3月~6月が旬で、今の時期においしく食べられます。甘みがあり食べやすいので、グリンピースが苦手な人も、挑戦してみましょう。

5月20日(月)の給食

ごはん 牛乳 さわらの西京焼き にらともやしのおひたし 新じゃがの炒め煮

今日は新じゃがの炒め煮の「じゃがいも」について説明します。じゃがいもは、今がとてもおいしい旬の季節です。今の時期のじゃがいもは、「新じゃが」とよばれて、大切にされてきました。「新じゃがの炒め煮」は、この時期にしか食べられない、おいしいメニューです。新じゃがの皮は、手でむけるくらいうすく、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、一年中、給食の献立に使われていますが、今日は特に「新じゃが」を味わうための献立です。 

5月17日(金)の給食

バターロールパン 牛乳 スパゲティボンゴレ チキンナゲット イタリアンサラダ

今日は、スパゲッティボンゴレの「アサリ」について説明します。「ボンゴレ」とは、イタリア語で「アサリ」のことです。アサリには貧血を防ぐ鉄分が多く含まれています。貧血とは、血液の中の鉄分が足りなくなっておこる病気です。「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。今日は、血液の宝になるアサリをおいしくいただきました。

 

5月16日(木)の給食

ごはん(こうのとり伝説米) 牛乳 かつおの甘辛揚げ いんげんのおひたし キャベツのみそ汁

今日はかつおの甘辛揚げの「鰹」について説明します。鰹は季節によって移動する魚です。春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下ります。一年中とれる魚ですが、季節によって味が違います。旬は、に春と秋の二回あります。四月から六月ころにとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」と言われ、脂が少なくあっさりと食べられます。九月から十月ころにとれる鰹は「戻り鰹」といい脂がのって、こってりとしています。今日はかつおの甘辛揚げです。みんなでおいしくいただきました。

5月15日(水)の給食

黒パン 牛乳 ポテトのチーズグラタン ミニトマト ウインナーとレンズ豆のスープ

今日は「ミニトマト」について説明します。トマトにはいろいろな種類のものがありますが、熟したトマトが赤くなるのはなぜでしょう?それは、目立って動物や人に食べられて、種をあちこちにばらまき、仲間を増やしたいからです。種が育っていないトマトが緑色なのは「まだ食べられないよ」というサインなのです。昔のことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」とありますが、トマトが自然に育つ夏になると、トマトを食べて病気になる人が少なくなるからだそうです。トマトにはそれほど病気を防ぐ栄養素がたくさん入っているということですね。今日は栄養がぎっしり詰まったミニトマトです。

5月14日(火)の給食

コスタリカライス 牛乳 アセロラポンチ

今日はアセロラポンチの「アセロラ」について説明します。大きさは「さくらんぼ」くらいで、でこぼこした形をしています。熟すと濃い赤色になり、さわやかな甘酸っぱさが楽しめる果物です。しかし、皮がとても薄く、2~3日で傷んでしまいます。そのため、収穫するとすぐにジュースやジャムやゼリーなどに加工することが多いです。日本では主に沖縄県の糸満市で栽培されています。今日はアセロラゼリーの入ったフルーツポンチです。おいしくいただきました。

5月13日(月)の給食

キムタクごはん 牛乳 きびなごカリカリフライ チンゲン菜のスープ ハニーピーナッツ

今日はハニーピーナッツのピーナッツについて説明をします。ピーナッツは「落花生」とも呼ばれています。落花生の花は萎むと、地面に潜り、実になります。「花が落ちて実が生まれる」これが落花生の名前の由来です。また、ピーナッツは記憶力の向上に効果があり、勉強のおやつにピッタリです。今日のピーナッツは、食べやすい「はちみつ味」です。子どもたちにも大人気のメニューです。

5月10日(金)の給食

こどもパン 牛乳 キャベツメンチカツ コールスローサラダ オニオンスープ

今日はきゃべメンチの「キャベツ」について説明します。 キャベツは一年中作られている野菜です。大きく2つの種類に分けられます。一つは「冬キャベツ」と言われるキャベツです。葉と葉のすき間がなく、ギュッと詰まった重たいキャベツで、一般的にキャベツといえば、この冬キャベツのことです。もう一つは「春キャベツ」といわれるもので、3月から6月ころに出回るキャベツです。こちらは、葉と葉のすき間があるので、持つと軽く感じます。水分が多くて、甘みがあるのが特徴です。今は春キャベツの時期ですね。今日はキャベツメンチカツとコールスローサラダでキャベツたっぷりの献立です。

5月9日(木)の給食

ごはん 牛乳 ジャージャン豆腐 トックスープ

今日はジャージャン豆腐について説明します。ジャージャン豆腐は四川料理で、中華レストランだけでなく、最近ではラーメン店などでも提供されることが多くなりました。もともとは中国の家庭料理なので、家でも簡単に作ることができます。最近では小学校や保育園の給食にもたくさん登場しています。マーボー豆腐より辛くなく、野菜がたっぷりで、中華味が食欲をそそりますね。おいしく 味わっていただきました。

5月8日(水)の給食

深川飯 牛乳 あじフライ ちゃんこ汁 河内晩柑

今日はデザートの「河内晩柑」について説明します。河内晩柑は今の季節においしく食べら文旦の仲間です。見た目はグレープフルーツに似ているので、4月の給食に登場した際に間違えている人が沢山いました。河内晩柑はグレープフルーツよりも苦みが少なく、甘みもあって食べやすいものです。5月に花が咲いて実がつき、そのまま冬を越して次の年の春に収穫されます。暖かい地域でないと育てられないため、愛媛県や熊本県の一部でしか作られていません。旬の果物をおいしくいただきました。

5月7日(火)の給食

山菜うどん 牛乳 きんぴらごぼう 抹茶蒸しパン

ゴールデンウイークも終わり、今日からまた学校給食が始まりました。今日は抹茶蒸しパンの「抹茶」について説明します。5月は若葉が美しい季節です。そんな葉のような色と、こくのある味が楽しめるのが抹茶です。新茶がおいしいのは、冬の間に養分をしっかりと蓄えて、それが春になるにつれて成長していくからです。抹茶は、お茶を細かくすりつぶした粉にしたのものです。蒸しパンの中に入っています。今日は、デザート感覚でおいしくいただきました。